富山市:新たに経済・雇用策 融資拡大、ヘルパー取得支援 /富山

経済状況の悪化を受け、森雅志・富山市長は1日の定例会見で、緊急経営基盤安定資金の融資枠拡大やヘルパーの資格取得支援など新たな経済・雇用対策を発表した。

 同資金は昨年12月以降、利用が急増しており、融資枠をこれまでの約260億円から400億円に拡大する。雇用対策では、応募が殺到しているホームヘルパー2級講座の開催回数を2倍の年間12回に増やし、資格取得者の就職支援のため、ハローワークとの合同就職説明会も年12回開催する。さらに福祉・介護分野専門の雇用開発推進員を増員する予定。

 これらの議案は6月議会に補正予算案として上程される。

 また森市長は、小学生の入院医療費の無料化を検討中であることも明らかにした。

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