介護従事者確保へ支援強化
東広島市は本年度、ホームヘルパー2級の資格取得費用の半額助成と有資格者向けの研修会を始め、介護従事者への支援を強化する。高齢者や障害者の生活を支える人材不足は深刻で、すそ野の拡大を目指す。
助成は市内在住で、来年3月までに市内の介護保険事業所などに就職する人が対象。事前に市介護保険課へ申請してもらい、雇用の確認後に取得のための研修費の半額(上限5万円)を交付する。50人程度を見込む。サービス基盤を整えるため、ヘルパーの安定確保を図る。
ヘルパーの有資格者向けには、障害福祉サービス制度や認知症などをテーマに年4回の研修会を開催。専門性の向上や互いに相談できる体制づくりに役立ててもらう。
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