訪問介護の利用者の半数近くが80才代
2011/2/25
ホームヘルパーから調理などの生活援助や身体介護を受ける訪問介護サービスの利用者のうち、80代が46%を占めることが、厚生労働省の平成21年介護サービス施設・事業所調査結果で分かった。70代26%、90代以上15%で、70代以上の利用が全体の9割近くに上った。
利用サービス内容(複数回答)は、生活援助では掃除が42%と最多で、次いで調理の34%。身体介護では、排泄(はいせつ)、着替え(23%)、ベッドなどへの移動(20%)−などの順だった。また、小規模多機能型居宅介護で、1人当たりの1カ月間の利用回数が27・9回と前年より2・3回増加した。