安城市:ヘルパー資格取得に助成 不況対策で就労も支援 /愛知

安城市は昨秋からの不況で解雇や所得減に陥った市民とその家族を対象に、ホームヘルパー2級資格の取得と就労を支援する。

 対象者が同資格を得た場合は取得費用の半額(上限4万円)を助成。取得者が市内の福祉・介護事業所に雇用された場合は残る半額(同)を助成する。

 資格取得の講座受講は市内外の機関で各人が自由にでき、期間は約3カ月。4月1日以降の資格取得者を対象とし、支援は2年間実施する。期間中の資格取得者は50人、新規就労者は25人を見込み、約300万円の予算を組む。

 また、安城市は従業員を解雇せずに職業訓練などに取り組む市内の中小企業のうち、国の中小企業緊急雇用安定助成金を受けた事業者を対象に、企業負担金の半分を補助する。4月にさかのぼって適用し、来年3月末まで。

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